Announcing: BahaiPrayers.net


More Books by Ridvan Messages

1965-122BE
1985-142BE
1986-143BE
1988-145BE
1989-146BE
1990-147BE
1991-148BE
1992-149BE
1993-150BE
1994-151BE
1995-152BE
1996-153BE
1997-154BE
1998-155BE
1999-156BE
2000-157BE
2001-158BE
2002-159BE
2003-160BE
2004-161BE
2005-162BE
2006-163BE
2007-164BE
2008-165BE
2009-166BE
2010-167BE
2011-168BE
2012-169BE
2013-170BE
2014-171BE
2015-172BE
2016-173BE
Free Interfaith Software

Web - Windows - iPhone








Ridvan Messages : 1988-145BE
万国正義院
年レズワン 1988 / 145BE
世界のバハイへ
親愛なる友ら

今世紀の大半にわたって影を投げかけてきた陰鬱な風景に、今や、一筋の銀色の光りが視界を照らし始めました.それは世界中で社会的変化を推進している新しい風潮、そして平和への動向が促進されている徴候に認めることができます。神の信教においては、その旗がより荘厳なる高みにのぼるにつれて、バハオラの秩序がその力を増してきていることに見られます、その力が人々の注目を引き付けるのです。マスメディアは、これまで以上にバハイ世界共同体に注目し始めています。作家や著述家は新聞や雑誌などの記事、さまざまな本や参考図書などの中でバハイ共同体の存在を認めています。そういった出版物の数は増加しています。それらの中で最も重要視されているものの一つは、最近バハィ信教をキリスト教に次いで最も広範囲に広がった宗教としてリストに挙げているのです。諸国の政府、行政当局、著名人、および人道主義団体は、このバハイ共同体に対して驚くべき関心を示し、しかもそれがますます明かになってきておリます。彼らは、バハイ共同体の法律や原則、機構や生き方を研究しているだけ'ではありません。社会問題を軽減するたや人道主義的活動を実施するためにもバハイ共同体の助言や積極的な援助を求めてきているのです。

このように好都合な状況が重なって胸を弾ませる結果となり、私たちの全世界にわたる共同体をさらに発展させ、強化させる新しい形の機会が出現したのであります。社会のあらゆる層の人々に、大業を布教する新しい見通しが出てきたのです。このことは、人々が隊をなしで入ってくる始まりをますます多くの全国共同体が目撃するようになって、多くの地域で促進されている新しい布教活動から生じてくる早い時期に見られる結果にすでに確認されているのです。人々が隊をなしてバハイになることは、敬愛する師が約束され、ショーギ・エフエンディが集団改宗に通じるものとして述べられていたことです。この天恵による状況が提供している当面の可能性から、今までかって経験したことのないような最大名の共同体の拡大が実際に近づいていることを、私たちは期待せざるを得ないのであります。

バハオラの大業への関心を燃え立たせた火花は、イランの愛する友人らの英碓的な不屈の精神と忍耐でありました。このことから、バハイの世界共同体は奮起し、注意深く全体の調和をとりながら組織した計画をもって世界の良心に根気強く訴え続けてきました。共同体全体が参加し、行政秩序を通して一体となって行動したこの膨大な事業と同時に、他の面においても、同様に活発で、かつ人の目にふれる諸活動が進行していました。これについてはすでに個々に詳しく説明してきました。それでもなお、私たちはこの広範囲にわたる努力の重要な結果として、私たちが認識したことを述べずにはいられないのであります。それは大業の対外的な活動に新しい段階が来たということです。その特徴は、全国精神行政会が、政府や政府以外の団体、および一般の人々と益々密接な関係を打ち建てつつ明らかに成熟の域に達したということであります。

この認識に鼓舞されて昨年の11月にドイヅで会合を開くことになりました。それはヨーロッパと北アメリカの全国バハイ対外活動め代表者たちと、バハイ国際共同体事務局の主なる代表者たちとの会合で、その目的は彼らの仕事をより効果的に整合させるためでありました。これは又、ますます多くの全国精神行政会を参加させて、この急速に発展しつつある分野で世界的規模の事業を実施し得る、円滑な機能をそなえた国際連絡網をつくるための準備の一歩でもありました。これらの発展に関連して去年の10月には、有名な世界野性生物基金の自然保護と宗教連絡会議の正式な会員として受け入れられることによって、信教に国際的な承認が与えられたという重大底意義をもつに至った業績もあります。

深く愛され、ゆるぎない不屈の信仰をもったイランの友人たちへの迫害か長引いていたその最も暗い時期に、ショーギ・エフェンディは驚くべき洞察力のこもった手紙の中で彼らを慰められました。「ペルシヤの殉教者たちの聖なる血が流されるごとによって、この煌めく時代に、この輝かしい、この宝石がちりばめられたババイ時代に、地上は崇高なる天国に変えられるでありましょう。そして、もろもろの書簡に啓示されているように、世界の中心に人類の一体性の幕屋が建てられ、人々の眼に人類和合の実体が示され、最大平和が確立され、この低き世界からアブハの楽園を映しだす鏡が造りだされ、世界のすべての人々に、「…地球が別の地球に変えられる日」という言葉が、きわめて明白に、何の疑いもなく立証されるでありましょう。イランの友人たちがさらされている恐ろしい、苦しみからこのような驚くべき未来が到来するという事実を考えれば、大業の運命におけるこの危機の時に、私たちの前に現われてきた好機と課題は明かになるのであります。すでに着手した大計画は達成されなければなりません。バブの廟の上方と下方の階段状の庭園とカルメル山上め弧状に並ぶ建造物は完成されなければなりません。これは神の聖なる山が開花する時の栄光ある未来像を実現するものです。聖約の開始百年記念祭を祝うために、聖約の都市で第二回世界大会が開催されなければなりません。着実に進行している最も聖なる書、アクダスの書の翻訳と注釈は出版されなければなりません。ホゴゴラの制度にバハイか示した関心はより深めなければなりません。より多くのパイオニアや布教旅行者が国外に出ていかなければなりません。大業の為に必要な経費は賄っていかねばなりません。6年計画のすべての目標は達成されなければなリません.

しかし、すべてのバハイ活動の最大目的は布教であります。今まで成就ざれたすべてと未来に成就されるすべては、この中心活動、すなわち「土台の主礎石」のまわりを巡るのです。'大業のすべての進歩はこれに帰するのであります。目下の課題は、現在なされている努力のすべてを凌ぐ質と、多様性と、強烈さをもった規模の布教をすることであります。布教の時は今です。その機会が、狂乱した世界の急速に変動していく風潮の中で、失われないように今実行しなければなりません。一時の間に合わせがこの緊迫感を呼び起こす主要な動機だなどと想像してはなりません。これには、重要な理由があります。それは、人類の大半の哀れむべき苦境であります。苦しみ、混乱し、正義を渇望しながら、「自らの目で神を見、自らの耳で神の調べを聴く力を失っているから」であります。彼らは養われなければなりません。希望が失われた所では未来像を回復させ、疑いと混乱が広まっている所では確信を築き上げなければなりません。この面でも、また他の面でも、「世界平知への確証」は道を開くために企画されたものです。各国の政府の指導者たちにそれを進呈することは、ほとんど完了しました。その内容は、今できる限リの手段で、あらゆる地方のあらゆる身分の人々に伝えられなければなりません。このことは、現在の布教活動に必要な面であり、力をゆるめずに遂行されなければなりません。

布教は精神の糧であります。それは眠っている魂に生命をもたらし、新しい天と地をもたらします。それは和合した世界の旗を高く掲げます。それは聖約の勝利を確実にし、それに身を捧げる人たちに、主の満足が得られるという天上の幸福をもたらします。

すべて個々のバハイは―男性も女性も若者も子供も―この行動の場へと出ていくように求められているのです。共同体全体が成功するか否かは、自分から進んで布教し、奉仕する個人の断固とした意志によるのです。バハオラの強大な聖約について十分な基礎知識を持ち、日々の祈りと聖なる言葉の朗読で支えられ、神の教えをより深く理解しようとする不断の努力で強められ、教えを現代の問題の解決にどう役立てるかというたゆまぬ努力で啓発され、神の驚くべき世界秩序の法律や原則を守ることによって養われれば、すべての個人は布教で一層成功をおさめることができるようになるのです。要するに、大業の最終的勝利は、ショーギ・エフェンディがあれほど強く心に訴えるように強調されたつぎの言葉に保証されています。「それには、たった一つの方法しかありません。つまり、バハオラが宣言された永遠の原則の光輝を私たちの内的生活と各自の性格のさまざまな面でどれほど反映させることができるかに依るのです。」

愛する友人の皆さん、最愛なる方、祝福された美なる方から、「創造物の目の慰め」、「すべての人々の生命そのものが依存しなければならない静かに流れる流水」と呼ばれている皆さんに、私たちは時機が熟しているという心の最奥の確信から、厳粛に次のことを懇請いたしたいのであります。つまり、各々がすべてのこまごまとした問題を脇に置き、エネルギーを神の大業の布教―宣布し、拡大し、強化すること―に向けていただきたいことであります。皆さんは、眼前に広がるこの発展への明るい広野は、「神から生まれた力」の働きに依ることを十分に確信して、この仕事に取りかかることができます。この「神から生まれた力」は「全創造物の内奥の実在の中で震えており」、「両刃の剣のように、まさしく私たちの眼前で、一方では幾世紀も文明社会の組織を保ってきた昔からの絆

を裂き、他方では幼児期にあり、未だもって解放されていないバハオラの信教を拘束して
いる足枷をゆるめているのであります。
恐れたリ、疑ったりしてはなリません。聖約の力が皆さんを援助し、活力を与え、皆さ
んが進む道からすべての障害を取り除いてくれるのです。「神は、まことに、神を援助す
る者すべてを援助したまい、神を思い起す者すべてを思い起したまうであろう。」
私たちは皆さん一人一人のために常に一生懸命に祈っておリます。
(署名)万国正義院
万国正義院

Table of Contents: Albanian :Arabic :Belarusian :Bulgarian :Chinese_Simplified :Chinese_Traditional :Danish :Dutch :English :French :German :Hungarian :Íslenska :Italian :Japanese :Korean :Latvian :Norwegian :Persian :Polish :Portuguese :Romanian :Russian :Spanish :Swedish :Turkish :Ukrainian :